高宕山自然動物園
千葉県の富津市豊岡・君津市平田に位置する「高宕山自然動物園」は、清澄山系から高宕山山系にかけての豊かな自然の中で、ニホンザルの群れが生息しています。この特別なサル生息地は、国の天然記念物にも指定されているほどの価値があります。
動物園は、昭和31年に国の天然記念物として認定され、昭和32年には当時の皇太子殿下が来園。その2年後、昭和34年には一般の方々にも開放されました。開園から50年以上の歴史の中で、今もなお、6代目ボス、次郎長が150頭の群れを統率しています。猿の寿命は人間に換算すると約90歳。その堂々としたボス猿、次郎長の姿は園内を歩く姿は、訪問者を引き込む魅力の一つです。
令和元年の大きな台風により、一時は休園となりましたが、施設の修復が完了し、令和4年4月9日に再びその門を開いた動物園は、ニホンザルたちとの間近な交流が魅力。金網越しにはなりましたが、直接餌を手渡しできるので、猿たちとの距離がとても近いです。
嵐の相葉君考案のマメマメコロコロ
園内の約2000坪の広さの中には、猿たちが自由に遊ぶ水場があり、若い猿たちの元気な姿や、食いしん坊な猿たちとの楽しいひとときが待っています。特に、今年生まれた子猿の可愛らしさは、訪問者を魅了。親子の猿たちの絆の深さが、ここには詰まっています。
湊川
リーズナブルな入園料で家族や友人との楽しい一日を過ごせるこの動物園。飲食や乗物施設はありませんが、その代わりに、真の自然と触れ合える体験ができます。
美しい空気と、愛らしい猿たちとのひととき。皆様も是非、高宕山自然動物園に足を運び、その魅力を体感してみてください。
WEB
住所
千葉県富津市豊岡1799−1
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